私たちは人と人との触れ合いを重視し地球的な考えを恒に維持する理念を持ち続 けます。

多品種少量の要求にも対応した充実のファクトリー

       
     
 鉄、このシンプルでいて剛健な素材の可能性を求め続けて80有余年、永年培った技術をベースに、生産設備の合理化、若き人材の育成に努め、業界、地域社会に貢献できる企業として前進し続けています
   
     
  『建築への思い』  
                     2003/3/11
 日本の建築は元来鋳型にはめ込まれる事のない、簡素な飾り気のない、清らかさを持っている。
 家業である鍛冶屋を私は生かし構造材が素直に現れていて、それが同時に美的形成に役立って、効果が表れる建築をしたい。
 少し古くても良い、本格的な建築をやる事が肝要なのだ。
 「観ていやでない建築」
 古人の後を追わず、古人の求めたところを求める建築を
 建築は念には念を入れる事。(吉田鉄郎 著「日本の住宅」[鹿島出版会]より)
 日本の建築は元来落ち着いた控えめな、そして論理的な美しさを持っている。
 現在の建築の簡素化、単純化、標準化は全て古来の建築に通じるものがあります。
 そして、私はやじろ兵衛のような、回転木馬のような、童心的遊び心を持ちながら、建築に携わります。
 全て快適な、合理的な建築は薦めません。どこか不具合のある、アンバランスな空間があってこそ人の住める空間が生まれると信じて居ります。
 又、日本の建築は常に環境と共存し合い、一体化している事を忘れてはなりません。

       赤羽鉄工株式会社
建築馬鹿の代表取締役 赤羽広治

 
  『リフォームの概念』
                                    2004/ 2/ 1
             
1  トイレは今や北側や西側に無くてよい。      
  いや南側東側に道路や入り口が有る場合はかえってトイレはそちら側に
  有ったほうが、現在は快適と成りうる。      
               
2  耐震的な家を求める為に、敢えて浴室、トイレ又リビングを一番  
  よき処に計画配置する考え方も肝要と思われる。    
理由雑感
   日本人の先代の考え方は便所は厠(かわや)として、住居配置の一番下
  (北の方)にもっていった。又、此れは日本的な思想の元に成り立ってい
  ようものだが、 しかし、今や一番使用頻度が高い居室として考えれば当
  然な事である。          
   故、リフォームの相談の際には便所は「トイレ」と呼ばせて頂いております

 赤羽鉄工株式会社
          建築馬鹿の代表取締役 赤羽広治